或る国家の終焉 その3
現在、我が国で求められるのは、本当の意味での「経世済民」です。世の中を治め、民衆を苦しみから救済すること、そして、それは日本という国家を護ることを意味します。しかし、現状の我が国をみれば、ただでさえ30年間に及ぶ不況を無意味に続けてきた我が国政府、そして、そのバカの極みとも言うべき政府を支持する田吾作たちによって、終焉を迎えようとしています。
1年8カ月前に、武漢肺炎という恐ろしい病を日本に引き入れた自民公明の連立政権、そして当時の総理である安倍晋三。それに対して、抗議の声を上げるどころか、誰もかれもが「サクラガー、モリカケガー」と狂ったように喚き散らしていた野党勢力。そんな中で、たった一人、桜井誠だけは「武漢肺炎を日本に引き入れないために支那人・朝鮮人を中心とする外国人の入国制限」「東京五輪の中止」「国民救済」を訴えてきました。
どちらが正しかったかは言うまでもありません。何事もない時点で警告を出すのが政治家の役割であり、何事か起きて対応するのはどんな馬鹿でも出来るのです。否、今現在も外国人を入国させ続け、武漢肺炎の新種をまき散らす我が国政府はその馬鹿にすらなれない、と言うべきでしょうか。残念ながら、我が国には「政治家」は一人も存在していないのです。
今、日本は終わろうとしています。そもそも論で申し訳ないのですが、田吾作民であった日本人に政治など最初から無理だったのです。返す返すも150年前の明治の御一新で薩摩・長州の馬鹿どもが、徳川憎しの一念だけで幕府を打ち倒し、後のことを何も考えていなかったことが悔やまれます。彼らが作った政府はその後、75年で崩壊し国土を焼け野原にされ、そして米国によって牙をへし折られ、従順な米国のポチとして生きることを許され75年の時が過ぎていったのです。
今となっては、米国に或いは外国にもの一つ言えない民族に成り下がり、それを「日本人らしい!」「世界が日本を認めている!」などと言っては気色の悪い自画自賛で埋め尽くすだけ、自慰的快感に浸る変態だらけの国家になってしまいました。こうした異常国家であることに危機感を持てないのが、我が国国民なのです。だからこそ、桜井誠はそんな日本に対して、或いは世界に対して一歩も引くことなく日本人としての矜持をもって、今日も主張し続けるのです。
自分たちは日本人であると。自分たちは日本人として生きていきたいんだと。
そして、そのためにも日本第一主義を唱えるのだと。