共産党の秘密

先日、日本共産党本部(渋谷区、代々木)に赴き、日本第一党として抗議街宣を実施しました。既存政党で彼らと真正面から戦うのは、日本第一党が史上初であり、そもそもこの時点で共産党と他党がずぶずぶの関係であることが分かります。国体破壊、暴力革命、数々の犯罪行為に染まり公安調査庁の監視団体になっている共産党は、なぜ日本第一党の政治活動を妨害するのでしょうか?今日はそのあたりを見ていきましょう。

共産党という政党は一度壊滅しています…というと驚く方もいらっしゃいますが、戦中、共産主義者は全員獄中の囚人となり、共産党そのものが無くなっていたのです。ところが、戦後にGHQの命令によりこれらの囚人となっていた共産党員が全員釈放され、野に放たれたのです。つまり、現在の日本共産党復活の基は、彼らが毛嫌いする米帝(アメリカ帝国主義)そのものだったのですからお笑いです。

また、その後、共産党の復活を手助けしたのが「朝連」と呼ばれる朝鮮総連の前身組織であり、ここが共産残党に資金提供を行い、現在の共産党を作ったと『朝鮮総連』(金賛汀著、新潮新書)に書かれています。もちろん、こうした証言や証拠というのは共産党にとっては都合の悪いものであり、だからこそ彼らは必至で共産党員からこの事実をひた隠そうとするのです。本当に愚かな共産主義者らです。

さて、戦後、辛くも復活した共産党でしたが、その後、米国とソ連(当時)の冷戦勃発によって、公職追放で得た職をさらに追われるという結果になります。桜井は、共産党などを指して「奇形左翼」と呼んでいますが、生みの親の米国に捨てられた共産主義は歪な形へと変貌します。米国を米帝と罵り、またその米国が作った日本国憲法にも猛反対していた歴史があるのです。

昭和21年に成立、昭和22年に施行された日本国憲法ですが、この憲法に猛反対していたのは共産党だったのです。天皇否定の狂った国家観の共産主義ですので、憲法第一条に反対していたのはご承知の通りですが、もう一つ、重要な条項に反対していたのです。それが憲法第九条だったのです。曰く「憲法九条は日本人の自主・自立・自決の精神を放棄するものである」だそうです。意外とまともなことを言っていた共産党でした(笑)

しかし、あれから七十年…時の移り変わりととともに、「日本国憲法は神が授けてくれた(共産党は宗教を否定していますが)金科玉条である」と日本国憲法死守を謳っているのです。共産党のご都合主義、あまりにも愚かな掌返しに唖然とするばかりです。そして、更に問題なのは、このことは国会の議事録にも掲載されているにも拘らず、共産党が党史から消し去り、現在の党員から過去の自分たちの姿を消し去っていることです。

共産主義の本当に恐ろしいところは、こうした過去の歴史、自分たちにとって都合の悪い歴史を次々消していくことなのです。たった70年前でさえこの有様であり、証言や証拠、国会議事録が残っていようとも、共産党にとって都合が悪ければ、無かったものとして扱う、これがまかり通るのが共産主義という思想であり、民主主義とは絶対に相いれない考えなのです。

奇形左翼、歪な共産主義者らは現在、日本第一党の政治活動を標的に各地で実力行使で妨害活動に出ています。つい先日の鹿児島での活動では日本第一党の党員が妨害者から頭突きを喰らってケガを負い、傷害事件として訴状を警察に提出する騒ぎになっています。また、その後の立川での「パチンコ反対」を訴えるデモ行進でも、共産党の市議らが「ヘイトデモ」と煽り立て、どこから集めたのかルンペン集団をけしかけて妨害する騒ぎが起きているのです。

こうした共産党の妨害はこれまでも往々にして存在していたものの、その手先となって使われていたパヨクしばき隊残党一味らが壊滅したため、共産党の本体が出てきたというところです。そして、彼らが日本第一党を主敵に定める理由…それは、日本第一党だけが既存政党の中で国体を護ること、日本国のために戦っているからに他なりません。中道左派の自民党は、大阪において共産党と手を組む有様であり、同じ穴のムジナといったところでしょうか。

要するに、日本に存在するすべての政党が中道左派から極左までパヨクであるということなのです。天皇制(天皇制などという制度は日本にはありません。この言葉はコミンテルンが作った造語であり、制度であるからいずれ無くしてもいいのだというのが共産主義者らの主張です)を無くして、共産党独裁国家を作ることを夢見ており、そのために妨害要因となる日本第一党は邪魔なのです。

だからこそ、彼らの主張は一貫しません。表現の自由、言論の自由を叫びながら、一方で日本第一党の政治主張はすべて「ヘイト」として実力で妨害するのです。また、労働者の味方を気取りながら、その労働者から組合費を巻き上げ、トップにいる不破哲三は神奈川に別荘まで構える大富豪の状況、何もかもが矛盾している共産党の姿です。こうした歪な現状を正すべく、日本第一党として共産党本部において抗議街宣を行ったのです。

今回は、急だったこともあり桜井の声が届く十数名の人たちだけで行いましたが、また共産党が妨害をするようであるなら、今度は広く呼びかけ共産党本部前で抗議街宣を行います。彼らとの戦いはすでに十五年前から始まっていますが、ここにきて本格的な戦いとなっています。共産主義者に負けない、(口先ではなく)本当の意味で戦う保守勢力の構築を急ぎたいと考えています。