秋元司被告に告ぐ!

 令和三年六月七日、支那企業からの賄賂を受けた取ったとして逮捕され、保釈後、証言買収を行ったとして再逮捕(保釈金没収)された秋元司被告がまた保釈されました。裁判所の判断には呆れかえるばかりですが、秋元被告は保釈後に会見を行い、「自分は無実」「有権者に審判を仰ぐ」として次期総選挙に出馬する意向を発表しました。民主主義を履き違え、何様のつもりかは知りませんが、「審判を仰ぐ」のは有権者にではなく我が国の司法に対して言うべき言葉です。

 桜井は秋元被告の逮捕時から一貫して収賄事件を非難し、さらによりにもよって支那企業から賄賂を受け取るという我が国における暗部について言上げしてきました。秋元被告は、収賄事件当時、IR担当副大臣という内閣の要職についており、IRすなわちカジノ計画について、関わる企業の選定を行う立場にいました。このことからも、今回の収賄事件は一政治家の犯罪行為であるというだけではなく、我が国の行政体質そのものに関わる問題であると断言せざるを得ないのです。

 贈賄の支那企業側社員は事実関係を認めており、この点において秋元被告は状況的に真っ黒であると言って過言ではありません。それでも我が国は一応、民主主義国家ですので、裁判において事実関係を争うというのではれば、それは秋元被告の権利です。しかしながら、その判断を有権者に求めるのは明らかな間違いであり、このような暴論は絶対に許容出来るものではないのです。

 支那人によって我が国が侵食されている現状を鑑みても、秋元被告の言動は余りにも国益を損ない、余りにも愚かと言うほかありません。仮にこのまま秋元被告が彼の選挙区である東京15区(江東区)から出馬するのであるならば、当初から宣言していた通り、桜井誠も同選挙区から出馬し、江東区の有権者に4年前の選挙で自分たちが選んだ政治家の責任を問うつもりです。

 また、自民党も党を挙げて秋元被告に総選挙に出馬しないように説得する立場にあり、同被告が党を離れたから関係ないでは済まされない問題です。この無責任体質の犯罪政党のふざけたあり方についても徹底的に非難していきたいと思います。秋元司被告の問題は、翻って我が国の政治家そのものの問題であり、このような人物をまた政治の表舞台に返り咲かせてはならないと強く主張します。